今や、大人気コミックスとなった「亜人」
アニメや映画の効果で、一般知名度は一気に上昇。
2017年9月30日には、映画の放映が予定されており、さらなる知名度UPが見込まれます。
さて、亜人のアニメは2016年1月から1期が放送されました。
その後、同年10月より2期が放送開始。
(実際は分割2クールなんですよね。)
やはり、人気の漫画というだけあって、高評価を得ていたようです。
筆者も、最初は絵の雰囲気(3Dのような映像)に慣れませんでしたが、
内容で一気に持って行かれました。
そんな亜人ですが....
アニメ3期を放送する予定はあるのでしょうか?
原作の人気的にも、今後の映画のスケジュール的にも3期を作っても、
失敗は無いのでは?と予想されるのですが....
今回は、アニメ「亜人」の3期の可能性を検証。
円盤の売り上げや原作ストックの有無から3期は放送されるのか?
こちらの疑問に答えていこうと思います。
では、はじめていきましょう!
亜人3期製作の可能性を検証
では、ここから亜人3期の製作の可能性を検証していきます。
まずは、円盤の売り上げから3期の可能性をみていきましょう。
亜人3期を円盤の売り上げからみる
では、亜人3期の可能性を円盤の売り上げからみていきましょう。
アニメの続編は、円盤の売り上げが鍵となります。
なぜ、円盤の売り上げが重要なのでしょうか?
それは、「製作委員会の財政状況」が続編製作に大きく関わるからです。
製作委員会が当初の予定と比べ、
大きな黒字化を保てれば、続編の話も出てきます。
反対に、赤字が見込まれる場合は、続編の話は全く出てきません。
製作委員会は「いかにして赤字額を減らせるか」に集中してしまうからです。
続編を作るときに、「いかに稼げるか」を重視するのは当然のこと。
製作委員会も厳しい環境でやっているようです。
さて、製作委員会の財政状況が鍵という話をしました。
その、財政状況を大きく左右するもの、それが円盤です。
DVD/BDは利益率が高く、大きなお金が入ります。
この理由から、アニメの3期を検証する際に、円盤の売り上げのデータを用いるのです。
では、実際に亜人の2期までの円盤売り上げを参考にしていきましょう。
◯アニメ(1期)
01巻→1,547枚
02巻→754枚
03巻→553枚
04巻→359枚
05巻→350枚
06巻→364枚
(1巻〜6巻→1話〜13話)
◯劇場版3部作
BOX→1,877枚
このデータを見ると、売り上げは相当厳しかったものと思われます。
アニメ1期の部分に関しては、平均1000枚を超えていないという現実。
一般的に、これでは2期は作れません。
ただ、亜人の場合は分割2クールでした。
つまり、1期の結果がどうであろうと、2期目の製作は決定していたのです。
亜人の製作委員会が、相当厳しい状態にあったと考えられる理由には
「2期目の円盤が発売されていない」
という状況からもわかると思います。
14話〜26話の2期目の円盤が発売されなかったのです。
アニメの制作会社が、円盤を発売しないことなど、到底ありえません。
つまり、1期の売上状況から見て、円盤を作っても、
「その費用すら回収できない可能性」を考えたのではないかと思います。
(一般的に1期より2期のほうが売り上げが落ちる)
その代わりに、2016年12月28日に「劇場版3部作DVD BOX」
が発売されました。
ただ、こちらの売り上げも微妙。
また、原作ファンなら知っていると思いますが、コミックスにも円盤が付くようになりました。
「DVD付き限定版」が直近の8巻、9巻で発売。
こちらは新作のアニメで、亜人キャラの違った一面を見れるとのこと。
気になる方は、確認してみてください!
さて、長くなりましたが、円盤の状況から結論をだしていきましょう。
亜人の3期製作の可能性は、「限りなく0に近い」
この結論が出せますね。
あの円盤売り上げでは、製作委員会は赤字どころではありません。
まさに、大赤字です。
つまり、今の状況のままでは、ほぼ100%続編制作は無理でしょう。
原作ストックから亜人3期をみる
さて、円盤に関する考察は終わりました。
アニメの続編は、円盤等が売れた収益が全てといってもいいので、
結論の「今のままでは3期は無理」は変わりません。
ただ、3期製作の希望があるならば、以下の条件が挙げられます。
②原作が完結していないこと
①に関して。
ここは、ストックに関係するないようです。
アニメは1期で、5巻までの内容が描かれました。
しかし、その後の2期目では、原作と違う内容に。
そして、アニメ2期のラストも、
原作には全く描かれなかった内容で締めくくったのです。
アニメの2期の最後は、佐藤が自力で逃げ出すシーンで終わりました。
そして、亜人のチームを戸崎が統率しているような絵も。
普通に、あの後の展開が気になるんですよね(笑)
このように、ラストに含みを持っている点では、3期を作ることは可能といえます。
②に関して。
原作が終了していないことから、
「原作が完結したら、新しくアニメを作る」
この可能性は捨てきれないと思います。
これは、亜人がどのようなラストを飾り、どれだけ人気を保てるか?
この一点にかかっているでしょう。
この2つの要素に関しては、3期への希望はあるといえますね!
亜人3期の可能性の結論と放送時期
さて、ここまでの検証の結論を出しましょう。
ここまで、本文を読んでいただいた方には、結論は出ていましたよね。
円盤が売れていない現状を考えても、可能性はほぼ0%でしょう。
ただ、2期の結末が含みを持ったラストであったこと。
そして、原作が完結していないこと。
この2点においては、3期製作の可能性を残しているといえます。
では、亜人の3期の放送はいつになるのか?
それは...
「亜人の原作が終わった後」
いつ放送になるのか、具体的なものは出せません。
ただ、次に続編を作るならば、完結のタイミングで間違いないです。
現在、既刊が9巻です。
10巻の内容を見ても、完結の兆しは見えません。
少し、参考のデータを見てみましょう。
6巻→2015年6月5日発売
7巻→2015年11月6日発売
8巻→2016年5月6日発売
9巻→2016年10月7日発売
10巻→2017年4月7日発売
こちらの傾向を見ると、1年に2冊の発売となっていることがわかります。
もし、亜人の原作が20巻ぐらいまでで続くとすれば、
3期の放送は5年先となります。
このように、期間が空くことによって、逆に3期の可能性がでてくることも。
(売り上げで失敗した人気作品は特に)
亜人の3期には少し長い期間が必要かもしれません。
まとめ!
今回は、亜人の3期の可能性を検証していきました。
円盤の売り上げは、悲惨なものがありましたね。
ただ、終わり方は含みがあり、次の展開を描いて欲しいという期待も出てきたのです。
3期の放送を心待ちにするファンはたくさんいると思います!
では、まとめに入りましょう!
①円盤の売り上げから察するに、3期は厳しい
②アニメは原作とは全く違うオリジナルの展開だった
③もし、3期を製作するならば原作が終了したタイミングか