2期も人気が継続し、3期が待望されている「有頂天家族」。
やっぱり、いい話...!
素直に良い作品だな、と感じることができるアニメとなりました。
さて、冒頭でも触れたとおり、有頂天家族は2期が終了。
その後の続編については、何も触れられていません。
ツイッターなどの反応を見ていると、「有頂天家族の3期待望論」が徐々に出始めています。
今回は、そんな有頂天家族の3期の可能性を検証。
様々な観点から、3期はあるのか?を解説していきます。
では、はじめていきましょう。
有頂天家族の3期の可能性を検証
では、有頂天家族の3期の可能性を検証していきたいと思います。
今回は、円盤の売上に加え、ストックの有無、人気の面をメインに解説をしていきましょう。
では、まずは円盤の売上データからまとめていきます。
有頂天家族の3期を円盤の売上からみる
アニメの続編を作る際に欠かせないのが、「円盤の売上」です。
なぜ、アニメの続編を検証するのに、円盤の売上データが必要なのか?ですが...
私たちは、アニメを無料で見ることができます。
しかし、アニメを製作する際は、当然「製作費」がかかっているわけですね。
その製作費などの資金を回収する一番大きな財源が、円盤の売上なのです。
円盤の売上が良くないと、製作委員会が赤字に近いかたちになってしまいます。
そうなってしまうと、当然のようにアニメの2期は製作されません。
この点から、アニメの続編を検証する際に、円盤の売上が重要になってくるわけですね。
(後ほどお話しますが、有頂天家族の場合は他の収入源があります。)
では、有頂天家族の2期はどうだったのか。
まずは、2期の円盤売上を見ていきましょう。
有頂天家族の2期円盤売上
上巻→1,694枚
下巻→2017年10月13日
最近流行している、「円盤を2巻に収める」という方法で売ってきました。
今回、値段の高い「BOX売り」のような形を取ったため、1600枚の売上は「売れている方」だと思われます。
有頂天家族の上巻は定価で20000円近く。
それを1600枚売ったということで、収益的にはギリギリセーフのライン。
また、アニメの3期を予想する際に、欠かせない検証としては「1期」との売上比較が必要になってきます。
では、有頂天家族の1期の円盤売上をご覧ください。
有頂天家族の1期の円盤売上
1巻→2,399
2巻→1,829
3巻→1,345
4巻→1,737
5巻→1,493
6巻→1,245
7巻→1,498
こちら、1〜6巻構成なので、厳密な比較はできませんが、1期と2期の売上を比較しても、ほとんど変わらない売上だといえます。
2期の下巻の売上を合わせれば、収益的には問題ない可能性が高いですね。
「人気」の部分でもお話しますが、有頂天家族は円盤の売上以外にも、大きな収益源が存在しますので、円盤のみでの検証は不可能ですね。
有頂天家族の3期を原作のストックから見る
円盤については、「可もなく不可もなく」といった印象でした。
では、もう一つ大きな要素として、ストックの有無を見ていきましょう。
結論からお話しますと、有頂天家族のストックは残されていません。
有頂天家族の原作は小説で、1期で1巻分を使い切るという形になっています。
現状、2巻まで原作が発売している状況。
つまり、綺麗サッパリと原作を使い切ったというわけですね。
1期〜2期の間に4年という時間がかかったのも、原作が無い状態だったからです。
しかし、この傾向は3期への指標となることを忘れてはいけません。
有頂天家族の小説3巻が発売されれば、アニメ3期が製作される可能性が高まるというわけですね。
まずは原作が発売されるかどうか?が重要になってきそうです。
有頂天家族はコアなファンが多い?
先程、有頂天家族の1期の円盤売上を見ていただきました。
アニメについてよく知っている方であれば、有頂天家族の1期の円盤売上で、2期が製作されたのはおかしいと考えるはず。
平均1000枚台では、続編の制作がほぼほぼ無いと考えるのが普通だからです。
しかし、有頂天家族の場合は、円盤以外にも大きな収入源があります。
それは、「京都の神社とのコラボ」や「イベント」によるグッズ収入です。
この部分が他のアニメとは一線を画するところになります。
京都のお店や神社とのコラボが多数あり、そのおかげで収入が入ってきているわけですね。
有頂天家族は神社巡りなどのイベントを、バス会社やタクシー会社とコラボして運営。
他にも多数のコラボがあり、そこで収入を得ているわけです。
もちろん、そこに参加するファンも多いわけで...
有頂天家族のコアなファンが収入を支えているのですね。
まとめと結論
最後に、有頂天家族の3期に関して、まとめと結論をお話していきます。
有頂天家族の3期放送の可能性は「60%」とさせていただきます。
従来の円盤からの検証では不十分なため、中途半端な数字になっていますが、可能性は高いと思います。
やはり、円盤商法以外のビジネス要素が入っているため、そこが大きいですね。
放送時期としては、小説の3巻が発売されてからになりそう。
何より、ストックの補充が最優先でしょう。
もし、有頂天家族の3期を見たい!という方は、京都に足を運んで、見学ツアーなどに参加することも、応援に繋がりますので、そちらを試してみてはいかがでしょうか?