ほのぼの日常系!
そう思いきや、途中で若干ホラー(?)要素もあり、
好評だった「うらら迷路帖」
千矢ちゃんが可愛く、キャラデザも素敵。
雰囲気も良いアニメでしたね。
ただ、2017年冬クールで放送され、
現段階で2期がある!という声は出てきておりません。
そんな中、ある情報がきっかけとなり、
「2期の可能性はほぼ0」になってしまいました。
今回は、「うらら迷路帖」の2期の可能性を解説。
なぜ、2期の可能性がないのか。
こちらを検証・解説をしていきます。
では、はじめていきましょう。
Contents
うらら迷路帖の2期の可能性を検証
では、うらら迷路帖の2期の可能性に関して、
検証を加えていきます。
アニメの2期を大きく決定づけるもの。
それは、「売上」「原作のストック」の二点。
この二点が大きく関わってきます。
今回、まずは原作のストックから解説を加えていきます。
うらら迷路帖の原作のストックはあるの?
うらら迷路帖の1期は「十番帖編」までを放送しました。
この後、原作の漫画では「九番帖編」がスタートします。
現段階で、原作漫画は4巻まで発売している状態です。
ただ、うらら迷路帖はアニメでだいたい3巻までの内容を放送しました。
そのため、原作のストックがない状態。
ちなみに、以下が原作の発売間隔です。
2巻→2015年11月27日
3巻→2016年5月27日
4巻→2017年1月27日
こちらを見ると、かなり間が開く形で原作が進んでいます。
まんがタイムきららの作品は、
次の巻の発売までが長い点が特徴の1つです。
こちらを見ると、2期のストックがたまるまでには、
相当な時間を要すると思われます。
では、続いて売上についてです。
うらら迷路帖の2期が永遠に来ない背景は「売上」
見出しで答えを言ってしまいましたね。
うらら迷路帖の2期の可能性が、非常に、非常に低いのは、
「売上」のデータにあります。
うらら迷路帖にかぎらず、アニメの製作会社が続編を製作するには、
「製作委員会の財政状態」が鍵になってきます。
製作委員会が赤字の状態であれば、
2期の可能性はほぼ0%。
製作委員会が黒字の状態であれば、
はじめて2期の可能性が出てきます。
この、製作委員会の財政状態を見通す際に、
使うデータが「円盤の売上」です。
円盤は製作委員会にとって、
最も大きな収入源になります。
円盤自体、そこまで費用がかからず、
高い値段で売れますからね。
利益率が非常に高いというわけです。
さて、うらら迷路帖の場合は、
この円盤の売上で大きく遅れを取ってしまいました。
以下、円盤の売上のデータになります。
2巻→798枚 3巻→555枚
4巻→700枚
5巻→671枚
6巻→612枚
結果から言うと、かなり厳しい。はっきりと言います。
この円盤の売上枚数では、100%の可能性で2期はありません。
平均1000枚以下の売上で、2期が製作された例は今まで調べた中では
ありませんからね。
2期がすぐ製作されるジャンプアニメでも、おそらく無理だと思います。
グッズの売上を考慮しても...
現段階で、サントラやグッズなどが公式サイトでも販売している状態です。
こういったグッズ収益も、
円盤ほどではありませんが、大きな収入源。
ただ、こちらも少々厳しそうですね。
公式サイトのグッズに関しては、「SOLD OUT」の文字は1つもなく...
グッズは売れていない可能性が高いです。
ちなみに、うらら迷路帖の大きな魅力であったOPを収録したサントラが発売されます。
こちらは、若干期待できるでしょう、
ただ、円盤の売上をカバーしきれるほどではありません。
こういった背景からも、2期の可能性は非常に低くなってしまうでしょう。
うらら迷路帖の2期の可能性が0%の理由
では、ここまでのまとめをしていきます。
うらら迷路帖の2期の可能性は、
先程からお話の通り「0%」に限りなく近いといえるでしょう。
その理由として挙げられるのは、以下の二点。
- そもそもストックが足りない
- 円盤が売れていない→赤字
やはり、この2つの要素をどちらも満たしていない点。
これは、2期の可能性をほぼ消滅させるといってもいいでしょう。
また、まんがタイムきららの枠では、
「NEWGAME」の2期が決定。
この決定が、うらら迷路帖の放送中でした。
こういった、他のアニメの続編を作らなければならない点。
こちらも、2期の可能性を消滅させるには、
十分な理由となってしまいました。
まとめ-うらら迷路帖は何がいけなかったのか-
では、まとめをしていきます。
うらら迷路帖の2期の可能性はほぼ0%。
このようなキーワードの元、記事を製作していきました。
ファンの方には申し訳ないですが、
はっきり言って2期はないでしょう。
では、なぜこのような結果になってしまったのか。
それは、「話題性」の部分にありますね。
アニメの内容自体、評価は中〜上の内容。
キャラデザもよく、良アニメだったといえます。
しかし、同時期に「けものフレンズ」が大爆発。
Mステ出演、ネットでの流行語にもなるなど、
大きな人気を勝ち取りました。
スタート時点で、大きな話題にならなかったうらら迷路帖。
アニメが開始されても、そのまま失速し、勢いがほとんどない状態に。
完全に他作品の中に埋もれてしまう結果となりました。
やはり、アニメが多すぎる。
今のアニメ界の根本的な問題でもあります。
今後、アニメの人材流出などを食い止めるためにも、
やり方を変える必要がありそうです。