業界では、様々な隠語が使用されます。

筆者は以前、居酒屋で働いていたのですが、ここでも隠語めいた数字が使用されていたのです。

 

最も分かりやすいのは、お客さんからもらうお金。

筆者「刺盛りいくらにしますか」

店長「ニッパチ」

これは、「刺身の盛り合わせをいくらにしますか?」→「2800円」という意味です。

 

刺身は時価なので、その日毎に値段が変わります。

刺身の盛り合わせが頼まれたら、その都度店長に値段を聞かなければならないのです。

また、お客さんに値段を聞かれないよう、ニッパチやサンパチと言い、「○○円」という表現はしません。

 

さて、このような隠語は、どこの業界でも使用されるものです。

今回は、かなり多くの方が気になっている「ユニクロの隠語」について、諸説をまとめていきます。

「0番来ました」という隠語をよく聞くのですが、これはどういった意味なのでしょうか?

 

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どうして隠語が使用されるのか?

はじめに、隠語が使用される理由について、簡単に解説をしていきます。

ユニクロだけでなく、様々な業界で隠語が使用されているわけですが、それはどうしてなのか?

隠語を使用する意図
・客に知られたくない報告を隠すために使用する
・すばやく、正確に内容を伝えることができる

隠語を使う意図は、主に2つです。

どちらも、理にかなっていて、業務をスムーズに、そしてお客さんに快適に過ごしてもらうために使っています。

この点を理解しておきましょう。

 

①社員間のコミュニケーションツールとしての役割

まず、客に知られたくない報告を、店員間でのみ共有できるということ。

先程、筆者の体験談の例にも挙げましたよね。

「ニッパチ」というのと、「2800円」というのでは、生々しさ&客に伝わるリスクが全く違うのです。

 

他にも、「アニキ」なども有名な隠語の一種です。

これは、「古い方」という意味があります。

お客さんの前で、「古い方もってこい」とは言えませんよね。

このように、お客さんに知られたくないけど、店員間でコミュニケーションをとるツールこそ、隠語なのです。

 

②スムーズかつ聞き間違いを無くす役割

もう一つの役割が、忙しい時の聞き間違いを無くすということ。

これが、ユニクロの「○番」の隠語に当たります。

「▲▲を○○してください!」というよりも、「○番です」といったほうが、スムーズで早いですよね。

 

また、前者だと、忙しいときに聞き間違いをして、ミスが出る恐れもあります。

ミスが出ると、全体の流れに響くため、隠語を使ってスムーズにやり取りをするのです。

 

ユニクロの「0番来ました」の意味とは?

では、気になる「0番来ました」の意味とは何なのでしょうか?

実はこの言葉、「店舗ごとに意味が違う」だったり、「店舗によっては0番自体が無い」とのこと。

つまり、「正解は無い」ということになります。

 

ただ、様々な情報を整理した結果、いくつかのポイントにたどり着きました。

ユニクロの隠語「0番来ました」の意図を把握するには、以下のポイントを抑えておきましょう。

ユニクロの0番来ましたを理解する
・ユニクロの共通隠語では無い
・お客さんに対する発現ではない可能性が高い

この2つを抑えておく必要があるでしょう。

 

Point1|0番はユニクロ全体の隠語では無い?

これは確実に言えることなのですが、ユニクロの隠語である「0番来ました」は、社内共通の隠語ではありません。

それはなぜか。

 

ユニクロの大企業だと、「0番」という共通隠語がここまで世間に出ないのはおかしいからです。

大抵の隠語はネットでも話題になり、世の中で知られ始めてしまいます。

(隠語の意味はかなり多くの業種でバレています。)

 

しかし、ユニクロでは、多くの隠語の意味がバラバラ。

つまり「店単位」で作られた隠語であるということになります。

このことから、「0番」の明確な意味を知ることはできないのです。

 

②ただ、ネガティブなものではない可能性が高い

このままでは納得出来ないと思うので、もう少し深めていきましょう。

ユニクロの0番に関して、よく噂されるのは「万引き」です。

しかし、これは絶対に無いと思って間違いありません。

 

もし、万引きのようなネガティブな内容だったら、レジ内で聞こえるように言わないからです。

0番来ましたというのはむしろ、レジの外でしょう。

服が陳列された場所にいる店員が、「0番来ました」というのであれば、辻褄は合います。

(万引きの番号は後述。)

 

レジ内で0番来ましたというのであれば、隠語の可能性としては限られてきます。

店単位で違うので、あくまで予想ですが、「2人対応」などが「0番」に当たるのではないでしょうか?

つまり、「大量に服を抱えているお客さん」です。

 

ユニクロでは、大量に服を購入すると、「レジ打ち」と「袋に服を入れる」という2人での作業が取られることがあります。

この対応の事前報告として、「0番」を使用するのであれば、辻褄は合うでしょう。

 

ネットでは、「0番はデブ」だったり、「0番はクレーマーのこと」だったりと、ネガティブな話をよく聞きます。

ただ、もし0番が差別用語であることを知られたら、大変ですよね。

つまり、レジ内でお客さんに聞こえるように言う「0番」は、ネガティブな内容でない可能性が高いのです。

 

ユニクロでは、判明している隠語もある

実は、「0番」に対するリークは無いのですが、いくつか店員さんのリークで判明している隠語もあります。

ユニクロの隠語
10番はトイレ
11番は万引き
12番は両替
13番はレジカウンターでの対応

もちろん、店舗によって意味は違ってくるでしょう。

この他、「休憩は1番」も有名。

1hという意味から、1番を使っているみたいです。

 

ただ、ネガティブなものは11番の「万引き」くらい。

ほとんどの隠語は、ネガティブで差別的な用語に使わないのです。

 

隠語の大前提である「お客さんを不快にさせないための役割」を忘れてはなりません。

自分の事が言われていると気になる!という方も、少し落ち着いて状況を見てみると良いですね。

 

他にもある!アパレル系隠語を紹介

最後に、アパレル系隠語をいくつか紹介していきましょう。

ユニクロは「番号」が取り上げられていますが、それ以外にもアパレル系では隠語も多くあるのです。

 

アパレル系隠語
①ボディ→マネキン
②プロパー→定価
③顧客さま→常連の客
④パッキン→ダンボール

もちろん、他の業界でも使用されるものもあります。

アパレル系の隠語として特徴的なのは、「①ボディ」でしょう。

これはマネキンのことを指していて、以下のように使用します。

 

「あそこのボディ着せ替えておいて」

→あそこのマネキン着せ替えておいて

店の中でこんな会話が聞こえたら、会社の隠語なんだなと思うようにしましょう。

 

まとめ|隠語は社外秘です。

では、ここまでの内容を総括していきましょう。

ユニクロの「0番来ました」の意味は、店舗によって違い、そもそもユニクロ全体で使用する隠語では無いということが確定しています。

つまり、正解は無いということです。

 

しかし、お客さんに聞こえる声で言うということは、ネガティブな要素は薄く、より円滑に業務をこなせるようにするための隠語であると考えていいでしょう。

隠語に関しては、「社外秘」であり、「社員のコミュニケーションツール」なのです。

客側である私たちがわざわざ知る必要はなく、お客さんのためのツールであることを忘れないようにしましょう。

 

他の業界の隠語もたくさんありますので、調べてみると面白いかもしれませんね!

 

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