現在開催中の世界野球2015「プレミア12」
先日行われた伝統の日韓戦で、侍ジャパンは見事に5−0の勝利!
侍ジャパンの底力を見せられたような気がしましたね!
大谷投手の投球は圧巻そのものでした!
さて、世界野球2015プレミア12の侍ジャパンの次の相手はメキシコです!
メキシコは現在世界ランキング12位。
大会前に出場が危ぶまれたが、ギリギリ出場出来たチームです。
今回はそのような話題や注目選手などを紹介していこうと思います!
<目次>
◯メキシコ球界で事件発生!出場が危ぶまれた出来事とは?
◯メキシコ代表の注目選手は?
◯メキシコ代表と侍ジャパンの実力差は大きい!コールドゲームも視野に?
メキシコ球界で事件発生!出場が危ぶまれた出来事とは?
メキシコ代表は、世界ランキング12位で世界野球2015プレミア12の出場権を有していました。
他の国々が大会前のロースターを発表している中でただメキシコだけがロースターの発表をしないという展開に。
その裏には、メキシコ球界である事件が関係していたと言います。
それはメキシコ野球連盟の組織の不透明性です。
具体的にはメキシコ野球連盟のトップの横領が発覚してしまったんですね。
これには球界も批判を受けます。
そこで、メキシコは新連盟の立ち上げを視野に入れ始めました。
そしてもう一つの取り決めとして、現在のメキシコ野球連盟に加入する選手はプレミア12に派遣しないという取り決めをしたのです。
そうなると、プレミア12の出場は無理だな、とメキシコ野球連盟は判断を下します。
そこで世界ランキング13位のパナマに出番が回るのか?とおもいきや、WBSCはメキシコが今回のプレミア12に出場しなければ、4年間の間国際大会にエントリーを不可能にするよ、という厳しい制裁を告げます。
それは、メキシコにとって次の世界野球も出場できないことを意味するため、急遽チームを作り出場したんです。
メキシコは、今回の世界野球プレミア12に万全の状態では臨めていません。
かなり厳しい試合が続くと予想されています。
メキシコ代表の注目選手は?
先程も書いたとおり、今回のメキシコ代表は急遽作られたチームです。
そのため、全体練習や作戦の確認なども不十分の可能性があります。
しかし、個々の力はどうでしょうか?
注目選手の紹介をしていきましょう。
まず、実績のある選手から紹介します。
メジャー経験のある「セザール・カリーヨ」は現在30才。
メジャーでの試合数や戦績自体は良くありませんが、経験や実力から言ってもかなり重要な選手になるでしょう!
また、現在31歳のティム・トーレスは、今季メキシカンリーグで打率3割超えを記録。
MLB傘下の実績もあり、注目選手の1人になるでしょう。
強打者としては、ダイヤモンドバックスAA級のルディ・フローレスやミルウォーキー・ブリュワーズAAA級のブランドン・マシアスが実力のある強打者になってきそうです。
そして、メキシコはチーム状況も関係し、ルーキーが多いのも事実。
その中でも注目なのが、レッズでAAA級に昇格した23歳の左腕ブレナン・ベルナルディーノ投手。
今年A→AAAに飛び級を果たし、侍ジャパンとの一戦にもクローザーとして出場する可能性がありますね。
メキシコ代表は1Aやルーキーリーグの選手が多く、事件の影響がかなり強いと思われます。
また、代表のほとんどの選手がメキシコ系アメリカ人です。
やはり急造チームですね。
しかし、若手選手にとってはまたとないチャンスです。
この大会を機に名をあげる選手もいるかもしれませんね!
メキシコ代表と侍ジャパンの実力差は大きい!コールドゲームも視野に?
ここまで注目選手などを紹介してきましたが、侍ジャパンとの実力差はどの程度あるのでしょうか?
おそらく、コールドゲームの可能性があるくらいの差はあるでしょう。
例えるなら、「侍ジャパンvs社会人リーグ中位チーム」位の試合になりそうです。
今回はチーム情勢も良くないですし、侍ジャパンの選手たちにとっては物足りない位のチームだと思います。
しかし、そこは仕方ないと思います。
今後メキシコ代表が発展していくためにも、どちらも国の威信をかけて臨んで欲しいですね!