先日、筆者の中で一つの疑問が生まれました。
「山ってどれくらいで購入できるんだろう」
実際に調べてみると、50万円〜2000万円ぐらいまで価格は様々でした。
そこで、「ある単位」に出会うのです。
それが、「1ha」というもの。
筆者がまず考えたのが、「haってなんだっけ?」というものでした。
普通は覚えているはずなのですが、記憶からすっかりとぬけていましたね(笑)
調べて見ると、「ha=ヘクタール」ということが判明。
ヘクタールと書いてくれれば、知っている単語なので納得しました。
しかし、新たな疑問が生まれます。
「ヘクタールって実際どれくらいなの?」
今回は、ヘクタールはどれくらいの大きさなのか?
子供にもわかりやすく、東京ドーム換算などを駆使して、解説をしていきます。
では、はじめていきましょう。
そもそもヘクタールって何?
義務教育では習うようですが、ヘクタールについて詳しく説明できる方は意外に少ないと思います。
まずは、ヘクタールって何なの?という部分から突き詰めていきましょう。
ヘクタールをWikipediaで調べると、こんな説明になっています。
ヘクタール(hectare、記号:ha)は、メートル法における面積の単位のひとつであり、10 000 平方メートルである。
SI単位ではなく、「SI単位と併用される非SI単位」である。
とってもわかりにくいですね。
知らない単語がバンバン出てきています。
では、少しわかりやすく解説をしていきましょう。
ヘクタールって何?
- ヘクタール=面積の大きさ、広さの単位
- 1ha=100m×100mの正方形
そもそもヘクタールは、面積を表す単位のことです。
「そこの校庭の広さは?」と聞かれたら、「◯haです!」と答えることができます。
ちなみに、ヘクタールはヘクト(h)とアール(a)の組み合わせで出来たものです。
ヘクトは100のこと。
厳密には、10²=10×10ですね。
「キロ=1000」を表しますが、100バージョンが「ヘクト」というわけですね。
アールは面積の単位を指しています。
1a=100m²となります。
参考:ヘクタールの計算
- ヘクト(h)→100
- アール(a)→100m²
ヘクタール(ha)→100×100m²=10000m²
ここまでのまとめ!
- ha=面積のこと
- h(ヘクト)=100のこと
- a(アール)=面積の単位
視覚的にヘクタールを認識してみよう
面積の単位を並べると、上の画像のようになります。
文字が見やすいように、大きさはかなりアバウトにしてありますが、一辺の長さを参考に大きさを認識してみてください。
小さい方から順に、以下のようになっています。
- 1m²→1m×1m
- 1a→10m×10m
- 1ha→100m×100m
- 1km²→1000m×1000m
1ヘクタールをもっとわかりやすく認識するならば、「陸上競技場」に例えると良いでしょう。
イメージだと、1ヘクタールはこのくらいの大きさになってきます。
サッカーコートより少し大きいくらいをイメージすると良いでしょう。
陸上競技場の内側ぐらいの大きさと考えても良いですね。
ヘクタールを東京ドーム換算するとどれくらい?
では、続いて、ヘクタールを東京ドーム換算で考えていきましょう。
ここで、くどいようですがおさらいです。
1haは、100m×100m=10000m²の正方形となります。
東京ドームの大きさがどれくらいか?は、この数字と比較していきますよ!
それでは、東京ドームはどれくらいの大きさなのでしょうか?
東京ドームの大きさは?
大きさ:46755m²
1ha:10000m²
→4.67ha
東京ドームは約4.67haとなっています。
つまり、東京ドームは例に挙げた「陸上競技場の内側」を、4つと半分用意すればできあがる!というわけですね。
他のものにも換算して試してみましょう。
例えば、1ヘクタールは畳を何枚用意すれば出来上がるのでしょうか?
畳一枚は、1.65m²となっています。
10000m²÷1.65m²=6060枚。
つまり、1ヘクタールは畳を約6060枚用意すれば、良いわけですね。
みなさんも、身近にあるものが何ヘクタールなのか?を調べて、どれくらいの大きさなのか想像してみてくださいね。
子供にヘクタールを説明する際のポイント
最後に、お子さんにヘクタールをわかりやすく伝える際のポイントについてまとめ、記事を締めていきます。
お子さんにヘクタールを説明する際は、以下のポイントを元に話を進めていってくださいね!
- ヘクタールは面積の大きさの単位であること
- 1ヘクタールはサッカーコートより少し大きい広さであること
- 100m×100mの正方形であること(小学生から)
以上の知識を順序立てて説明してあげてください。
東京ドーム換算の数字なども絡めると、少しわかりやすくなりそうです。
小学生からは、正方形という言葉を使って、数字などからイメージしてもらっても良いでしょう。
年齢に合わせて、知識を組み立てていきたいですね。
まとめ
今回は、ヘクタールの知識について、幅広くまとめていきました。
言葉だと想像しにくいヘクタールも、陸上競技場の内側だったり、校庭ぐらいだと覚えればイメージもつきやすいでしょう。
また、東京ドームをヘクタールで換算すると、4.67ヘクタールだということも確認して行きました。
お子さんにもわかりやすく説明できる助けになれば幸いです。